とろろ昆布でダイエットしよう

とろろ昆布の更なる特徴

 

 

 

血中中性脂肪の上昇を抑制するとろろ昆布はダイエットに効果的だといえますが、食物繊維も豊富なので便秘の解消にも役立ちそうです。食物繊維は成人男子で1日の摂取目標量は20g、女子で17gといわれており、外食などの偏った食事内容では不足しがちなものです。

 

 

食品100g当たりの食物繊維総量の含有量で、とろろ昆布は28.2gもあり、食材の中でもかなりの高数値となっています。ちなみに穀物での最高は大麦の9.6g、豆類ではひよこ豆の21.0g、木の実であるゴマは12.6g、となっており、一般的な野菜のキャベツは1.8g、サニーレタス2.0g、にんじん2.9gですから、野菜サラダにも意外と食物繊維が多く含まれていません。

 

 

又、魚や肉、乳製品には全く含まれていません。健康食材の代表である納豆で6.7g、木綿豆腐は0.4gですから、意識せずに普通の家庭料理を食べていても不足することは多くあります。

 

 

ここでもおやつ代わりのとろろ昆布は役に立つという事で、一般の食事のメニューでも1日1回採り入れれば十分です。それ以外にもダイエットにいいといわれる効果として新陳代謝の促進があります。これはとろろ昆布に含まれるヨウ素の成分が甲状腺ホルモンの分泌を促すためです。但し、バセドー病など甲状腺ホルモンの病状のある人は避けた方が賢明ですのでご注意ください。